ハウルの動く城：レビュー ※ネタバレ注意

帽子屋で働く冴えない少女ソフィー。

ソフィーは軍人にナンパされているところを1人の青年に助けられる。彼はソフィーを連れて空を飛んでいきます。

ソフィーは彼のことが脳裏から離れない。

誰もいない帽子屋に帰ってきたソフィー。
そこにただものではないオーラをまとった客がやってきます。

魔女に魔法をかけられて老婆になってしまったソフィー。帽子屋で働き続けることが出来なくなり、魔法を解く方法を探しに出かけるソフィー。

 

奇妙なかかしに出会い、たどり着いたのは生き物のような機械のようなハウルの城にたどり着く。

 

掃除婦だと言い張り城に住み着くソフィーと魔法使いのハウル、カルシファー、そしてハウルの弟子・マルクルの楽しくも不思議な生活が始まる。ドアノブを回すことで瞬間的に場所を移動できるハウルの城。魔法を使ってお金を稼ぎながら生活している。

戦火の激しい状況の中で、戦争を嫌っているハウルは、参加せよとの国王の命令を無視し続ける。勇気がないハウルの代わりにソフィーが国王に会いに行くことになる。その際魔女と再会するが、ソフィーはやさしさと気遣いを示す。

 

そこでハウルの師匠であった魔法使いに謁見することになるのだが、そばにいるとのソフィーとの約束を守り姿を変えたハウルもその場に現れる。魔法使いから逃げだす二人+魔女+師匠の飼い犬。

 

ハウルはソフィーが無事に城に辿り着けるよう、一人攻撃に出るが、多くの敵と戦ったハウルは傷ついて帰ってくる。

 

 

その後カルシファーの力を用いて引っ越しをした彼らは、つかの間の平凡な日常を取り戻す。そしてソフィーは幼いハウルが魔法使いになった経緯をことになる。

 

その後戦況は激化を増し、ハウルと家族に対する攻撃も激しくなる。ハウルは家族を守るために奮闘し、ソフィーもあらゆる知恵を生かしてハウルを助けようとする。ハウルは自分の変わった姿を隠そうとしていたが、ソフィーはそんな姿も愛しているとキスをする。

 

ひょんなことから、カルシファーに水をかけてしまうことになったソフィーは自分を責める。カルシファーの炎を消すことはハウルの死を意味するからだ。

 

結末は自分でみてね☆

 

 

～感想～

個人的には初めて見たジブリ作品だった。第一印象はやはり絵がきれいで魅力的であるということである。

ハウルとソフィー、そして家族たちとの温かいやり取りにほっこりする場面も多いが、カカシやサリマン先生などの登場人物の存在意義や、それぞれのキャラクターの変化にも注目しつつみなければならない。全体的にはやや難しい映画であり、見る度に感じ取る部分か異なる映画になりそうだ。一番好きだったキャラクターはカルシファーである。主人公の心臓という役割設定であり、城を維持し皆を支える役割である。彼の憎めない小言がとても気に入った。