2.4 仕事の態度

 

 

 

 

 

態度 attitudeとは、私たちの意見、信念、そして私たちの環境の側面についての感情のこと

仕事の満足度Job satisfaction とは、人々が仕事に対して抱く感情

従業員は、特定の特性を伴う仕事に、より満足し、コミットする傾向がある

 

 

私たちの満足度に強い影響を与えるのは、私たちがどれだけ公平に扱われるかである

 

 

組織的正義Organizational justiceは、（1）手続き的procedural（ポリシーとプロセスの実行方法の公平性）、（2）分配的distributive（リソースまたは報酬と利益の割り当て）、および（3）相互作用的interactional（どの人々が尊厳と敬意を持って扱われるか）。組織の正義の根底にあるのは信頼であり、壊れた場合に修復するよりも壊れやすいもの

 

心理的契約 psychological contract

従業員が組織（例えば、仕事の能力と意思態度）に特定の物事に貢献し、リターン（例えば、合理的な給与とベネフィット）で特定の物事を受けることを暗黙の、非公式の理解。

心理的契約の下では、従業員は、自分が一生懸命働き、良好な業績評価を受けた場合、年次ボーナス、定期的な昇給および昇進を受け取り、解雇されないと信じること

 

 

仕事に存在するストレスの量は、従業員の満足度に対応する

環境的なもの（騒音、熱、不十分な換気）から対人的なもの（組織の政治、同僚との対立）、組織的なもの（間違いを避けるための圧力、仕事の安全を心配すること）

 

役割の曖昧さ、どこまでが自身の責任なのかについての不確実性がストレスになる。

 

ストレスレベルが高いほど、仕事の満足度は低くなる傾向があるが、すべてのストレスが悪いわけではなく、一部のストレッサーは課題となり達成した時に高い満足度につながる。

 

 

仕事の質を調べるため、態度調査 attitude surveys 、また辞めていくスタッフの面接 Exit interviewsを通して従業員が仕事に不満を持っている理由を明らかにし、改善すべき領域について経営陣に手がかりを与える。