5.2 波と波長

 

 

振幅amplitude 　中心線から山の頂上または谷の底までの距離。

波長Wavelength　あるピークから次のピークまでの波の長さ。

 

 

周波数Frequency　特定の期間に特定のポイントを通過する波の数。単位ヘルツ（Hz）または1秒あたりのサイクル数で表される。

 

波長が長いほど周波数が低くなり、波長が短いほど周波数が高くなる。

 

 

 

光波Light Waves

可視スペクトルvisible spectrum は電磁スペクトルelectromagnetic spectrumのうち私たちが見える範囲のこと。

電磁スペクトルには、私たちの環境で発生するすべての電磁放射が含まれ、ガンマ線、X線、紫外線、可視光線、赤外線、マイクロ波、および電波が含まれる。

人間の可視スペクトルは、380〜740 nmの範囲の波長である。人間に見える範囲は非常に狭い。他の種の生物は、電磁スペクトルの他の部分も見ることができる。ミツバチは紫外線範囲の光を見ることができ、一部のヘビは赤外線を見ることができる。

 

 

 

 

赤の波長は長く、緑は中間、青と紫は波長がより短い。

光波の振幅は、明るさや色の強さに関係しており、振幅が大きいほど明るく見える。

 

 

 

 

 

 

 

音波 sound waves

音波の周波数は、その音のピッチpitch知覚に関連している。

高周波の音波は高音として知覚され、低周波の音波は低音として知覚される。

人間の可聴範囲は20〜20000 Hzであり、この範囲の中央にある周波数に対して最も感度が高くなる。

鶏の可聴範囲は125〜2000Hz、マウスの可聴範囲は1000〜91000 Hzで、シロイルカの可聴範囲は1000〜123000Hz。犬と猫の可聴範囲は、それぞれ約70〜45000 Hzと45〜64000 Hzである。

音の大きさは、音振幅が大きいほど、音が大きくなり、デシベル（dB）で測定される。

典型的な会話は60dB、ロックコンサートは120dB。5フィート離れたところにざわめく葉が音が人間の聴力範囲の下限である。約80dBから130dBの難聴になる可能性がある。

 

 

すべての難聴hearing lossの約3分の1は騒音曝露noise exposureによるものであり、音が大きいほど、聴覚障害を引き起こすために必要な曝露時間は短くなる。

最大音量（約100〜105デシベル）でイヤフォンを介して音楽を聴くと、15分間の曝露後に騒音性難聴を引き起こす可能性がある。ダメージがない場合でも、加齢性難聴のリスクが高まる。