4.1　意識とは

意識Consciousness 　内的および外的刺激に対する私たちの意識のこと。

内部刺激の認識には、痛み、空腹、喉の渇き、眠気を感じること、そして私たちの思考や感情を認識することが含まれます。外部刺激の認識には、太陽からの光を見たり、部屋の暖かさを感じたり、友人の声を聞いたりするなどの経験が含まれる。

睡眠Sleep　　覚醒時に発生する休息期間とは異なり、比較的低レベルの身体活動と感覚認識の低下を特徴とする状態。

覚醒Wakefulness 　　高レベルの感覚認識、思考、行動。

生体リズムBiological rhythms　生物学的活動の内部リズム

女性の月経周期

体温の24時間に渡る周期的な変動

覚醒→体温の上昇　　眠気→体温の低下

概日リズム circadian rhythm　　約24時間にわたって行われる生体リズム

睡眠-覚醒サイクル、心拍数、血圧、血糖、および体温…等

恒常性Homeostasis　　

生物学的システム内でバランス、または最適なレベルを維持する。体内時計。

脳の時計機構は、視交叉上核suprachiasmatic nucleus（SCN）として知られる視床下部の領域にある。網膜の感光性ニューロンlight-sensitive neuronsの軸索は、存在する光の量に基づいてSCNに情報を提供し、この内部時計を外界と同期させる。

視交叉上核（SCN）は、脳の時計メカニズムとして機能する。時計は、網膜からの投影によって受信された光情報でセットされる。

睡眠と覚醒のサイクルの重要な調節因子の1つは、松果体pineal glandから排出されるホルモンのメラトニンmelatoninである。暗闇によって刺激され、光によって抑制される。免疫系の調節も担っている。

睡眠調節Sleep regulationとは、脳が睡眠と覚醒を切り替えることを制御し、このサイクルを外界と調整すること。

通常の睡眠の中断

時差ぼけJet lag　体内の概日周期と環境の不一致から生じる倦怠感、鈍感、神経過敏といった症状

不眠症insomnia 　1か月の間に少なくとも週に3晩、入眠や眠り続けることに困難を抱えている状態。

交代制勤務を行う個人も、概日周期の混乱を経験する可能性があります。交代制勤務Rotating shift work はしばしば睡眠の問題を引き起こし、うつ病や不安の兆候につながる可能性がある。仕事のスケジュールが彼らの家族との関係に影響を与えることもある。

体内時計は光によって駆動されるため、勤務シフト中に明るい光に当たり、勤務していない時には暗い環境を整えることは、不眠症や不安やうつ病の症状と戦うのに役立つ。

睡眠不足　Insufficient Sleep

仕事や日常生活の都合で睡眠が困難になると、睡眠負債sleep debtが蓄積される。覚醒と精神的効率mental efficiencyのレベルが低下する。電灯の登場以来、現代人の睡眠時間は減少し続けている。

さまざまな年齢で必要な睡眠時間

睡眠負債と睡眠不足は、心理的および生理学的に重大な悪影響を及ぼす。睡眠不足は精神的覚醒と認知機能の低下をもたらし、しばしばうつ病のような症状も引き起こす。また肥満、高血圧、ストレスホルモンのレベルの上昇、免疫機能の低下に関連していることが分かっている。

睡眠不足の人の中には、動作が止まった時に起きていることが難しくなる（座ってテレビを見たり、車を運転している時など）

睡眠不足がアルコール中毒と同じくらい、あるいはそれ以上、認知機能と運動機能に影響を与えることが分かっている。

過敏性、注意散漫、および認知的および道徳的判断の障害は、4時間未満の睡眠で発生する可能性がある。48時間以上起きていると幻覚が生じる。

私たちが得る睡眠の量は、寿命によって異なるが、過去10年間に実施された多くの関連研究の結果を組み合わせた研究であるメタアナリシスmeta-analysisは、私たちが65歳になるまでに、1日あたり平均7時間未満しか寝ないことを示している。

우주인 하나